土用の丑の日には鰻を食べるという人も多いでしょう。実は「鰻」を食べる習慣は江戸時代の鰻屋の宣伝から始まった習慣なのです。中には鰻があまり好きではないけど、家族が好きだから土用の丑の日には鰻を食べているという人もいるのではないでしょうか。
鰻よりも好きな人が多い牛肉ですが、実は牛肉も土用の丑の日に食べてOKな食材です。では、土用の丑の日とはいったいどういう日なのか、なぜ土用の丑の日に牛肉がおすすめなのかについて解説していきます。
この記事は、和牛×ギフトの専門店「肉贈」の店長松本が監修しています。 肉検定1級・2級、家畜商の免許も取得済。和牛の肥育もしています。 「和牛×ギフト」を通して、贈り主&贈り先の双方を幸せにすることを目標に日々活動中。
- 土用の丑の日とは?
- 2026年・2027年の「土用の丑の日」はいつ?
- 夏はスタミナ補給として土用の丑の日に牛肉を食べよう
- 鰻と牛肉の栄養面の違いを比較!
- 土用の丑の日に牛肉を食べるおすすめの食べ方
- 土用の丑の日におすすめしたい牛肉のごちそう
- 焼肉
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- まとめ
土用の丑の日とは?

まず、土用の丑の日とはどんな意味のある日なのかについて説明していきます。
「土用の丑の日」の意味
「土用」とは立春・立夏・立秋・立冬の直前にある、18~19日間の期間のことです。また、昔の暦では日を十二支で数えており、「丑の日」とは日にちを表す言葉です。
つまり、「土用の丑の日」というのは「土用」の期間中に訪れる「丑の日」のことをいいます。
「土用の丑の日=夏」というイメージがあるかもしれませんが、立春・立夏・立秋・立冬の直前それぞれに土用の丑の日があるため、実は各季節の変わり目には土用の丑の日があるのです。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのはいつ?
他の土用の丑の日は廃れましたが、夏の土用の丑の日だけが根強く残っているのにも理由があります。
土用の丑の日に鰻を食べる習慣が広まったのは江戸時代で、1,700年代後半です。天然の鰻は旬が秋から冬なため、夏は鰻屋の売上が落ちてしまいました。そこで蘭学者の平賀源内が、
| 土用の丑の日うなぎの日 食すれば夏負けすることなし |
という看板を立てるように言い、それが見事に当たったことでほかの鰻屋もまねをするようになり「土用の丑の日=鰻」というイメージが定着したのです。
土用の丑の日に鰻を食べる意味とは?
ではなぜ土用の丑の日には鰻というイメージがそこまで広がったのでしょうか。実は鰻が夏バテにいいということは、土用の丑の日の習慣が広がる前から知られていたことでした。
現存する日本最古の歌集「万葉集」では、以下のような和歌が詠われています。
| 石麻呂に吾(われ)物申す夏痩せに良しといふ物ぞ鰻(むなぎ)漁(と)り食(め)せ |
これを訳すと、「石麻呂にわたしは言った 夏痩せには鰻が効くらしいから とってきて食べなと」というような意味です。
この和歌が詠まれたのは八世紀ごろなので、土用の丑の日の鰻が習慣化するよりもずっと昔から、夏には鰻がいいという知識が日本にあったことがわかります。つまり、平賀源内の宣伝文句は、この知識から生まれたものであると考えられるのです。
実は鰻だけじゃない!土用の丑の日の食べ物
土用の丑の日に食べるものは、鰻だけではありません。実は「う」のつく食べ物であればいいのです。ちなみに鰻も「う」がついていますね!うどんや梅干し、きゅうりやスイカなどの瓜科の食べ物などがありますが、牛肉も「牛(うし)」なのでこれに当てはまります。
もともと土用の丑の日は、「う」のつく食べ物で精をつけて「無病息災」を祈願するものだったのだそうです。
土用の丑の日に牛肉を食べるのは縁起的にも問題ない?
「土用の丑の日=鰻」というイメージが強いため、牛肉を食べても問題ないのか気になる人も多いでしょう。結論から言うと、土用の丑の日に牛肉を食べることは、縁起や風習の面でもまったく問題ありません。
もともと土用の丑の日は、季節の変わり目に体調を崩さないよう「精のつくもの」を食べて無病息災を願う日です。牛肉は「牛(うし)」と“う”がつくうえ、滋養強壮に優れた食材であるため、土用の丑の日の趣旨にもきちんと合っています。
2026年・2027年の「土用の丑の日」はいつ?

【2026年】土用の丑の日
- 1月27日(火)
- 4月21日(火)
- 5月3日(日)
- 7月26日(日)●
- 10月30日(金)
【2027年】土用の丑の日
- 1月22日(金)
- 2月3日(水)
- 4月28日(水)
- 7月21日(水)●※一の丑
- 8月2日(月)●※二の丑
- 10月25日(月)
- 11月6日(土)
この中で、夏の土用の丑の日は「2026年は7月26日(日)」「2027年は7月21日(水)と8月2日(月)の2日」なので、この日に精のつく食べ物として牛肉を食べることをおすすめします。
夏はスタミナ補給として土用の丑の日に牛肉を食べよう

鰻よりも「好き」と答える人が多い牛肉ですが、前述した通り、牛で「う」がつくので土用の丑の日に食べることで無病息災祈願になります。それだけでなく、牛肉も鰻に負けないくらい精のつく食べ物なのです。
「精がつく」とはどんな状態?
「精がつく」ということは「スタミナがつく」という意味ですが、スタミナのつく食べ物として牛肉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。では「スタミナ」とはそもそも何でしょう。
スタミナとは「パワーの源」のことを指しています。つまり、たんぱく質のことです。「スタミナ不足」の状態は、たんぱく質が不足している状態のことです。
たんぱく質は筋肉・体組織の修復や再生、血液や体液の新生に必要となる栄養素であるため、不足してしまうと疲れを感じてしまうことから「スタミナ不足」の状態となってしまいます。
そのため、たんぱく質を十分に摂ることで、いわゆる「精がつく」「スタミナがつく」状態になれると言えるでしょう。
たんぱく質はお肉から摂取しよう
たんぱく質は肉だけでなく内臓や毛、歯や骨など全身に存在する栄養素であり、お肉にたんぱく質が豊富に含まれているのはそのためです。
もちろん、たんぱく質だけを補給しても、体の中で効率よくエネルギーに変えることはできません。ビタミンやミネラルといった、代謝を促進させる栄養素も一緒に摂ることが大切で、お肉にはこれらの栄養素もしっかりと豊富に含まれています。
つまりお肉は、たんぱく質を十分に摂取することができ、さらにたんぱく質を効率的にエネルギーに変えてくれる食べ物ということです。
スタミナをつけるためには定期的にお肉を食べよう
毎年夏はバテてしまうという人は、暑くても食べやすいうどんやそうめん、アイスなどをよく食べていませんか?これらの食べ物には糖質がたっぷりと含まれていますよね。
糖質をエネルギーに変えるにはビタミンB1が必要ですが、糖質を多く摂取することでビタミンB1が体内で不足します。ビタミンB1が不足してしまうと全身の倦怠感を感じたり、食欲不振になってしまうのです。そうすると、食欲が湧かないことからさらにお肉を敬遠しがちになるため、さらにたんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足してしまうというスパイラルになってしまいます。
大切なのはバテてしまう前にしっかりとお肉を食べてスタミナをつけておくこと。土用の丑の日は7月なので、とくにバテやすい時期と言えます。このころから意識してお肉を食べるようにしてください。
鰻と牛肉の栄養面の違いを比較!
牛肉は夏のスタミナ維持に向いた食材
鰻はビタミンAやDが豊富で、疲労回復に役立つ食材として知られています。一方、牛肉は良質なたんぱく質に加え、鉄分や亜鉛、ビタミンB群を効率よく摂取できるのが特長です。
特にビタミンB群は、夏に不足しがちなエネルギー代謝を支える重要な栄養素。食欲が落ちやすい時期こそ牛肉を取り入れることで、夏バテしにくい体づくりにつながります。
脂が気になる人こそ牛肉を選びやすい
鰻は栄養価が高い反面、脂の量が多く、胃もたれしやすいと感じる人もいます。その点、牛肉は赤身を選べば脂質を抑えつつ、必要な栄養素をしっかり補給できます。
土用の丑の日で牛肉を食べるのは、体調や好みに合わせた現代的で無理のないスタミナ補給方法とも言えるでしょう。
土用の丑の日に牛肉を食べるおすすめの食べ方
消化に配慮した調理法を意識する
夏場は胃腸の働きが弱りがちです。土用の丑の日に牛肉を食べる際は、焼きすぎを避けたり、さっぱりとした味付けを意識すると食べやすくなります。
わさびや大根おろし、ポン酢などを合わせることで、牛肉の旨みを活かしながら、夏でも無理なく楽しめます。
野菜と組み合わせて夏バテ対策を強化
牛肉単体でも十分にスタミナは補えますが、野菜と一緒に食べることで栄養バランスがさらに向上します。
ビタミンCや食物繊維を含む野菜を組み合わせることで、疲労回復や腸内環境のサポートにもつながります。しっかり食べて夏を乗り切るための食事として、理にかなった選択肢です。
土用の丑の日におすすめしたい牛肉のごちそう
土用の丑の日だから奮発して鰻を買うという人もいるでしょう。それならば、今年は普段食べないような「いい牛肉」に変えてみてはいかがでしょうか。
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焼肉
夏といえばやっぱり焼肉!みんなで集まって焼肉を食べてスタミナをつけましょう。
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まとめ
土用の丑の日は、江戸時代に平賀源内が考えた宣伝文句から広まった習慣です。昔から鰻が夏バテにいいということは知られており、そこから考えられた宣伝文句なのではないかと思われます。
しかし、スタミナがつく食べ物なら牛肉だって負けてはいません。
ステーキや焼肉などガッツリとお肉を食べて、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを補給して、暑い夏をバテずに乗り切りましょう。
ぜひ、今年の「土用の丑の日」には、いいお肉でスタミナをつけてくださいね。









