ステーキを焼こうと考えたときに、意外と悩むのが付け合わせです。付け合わせをステーキと同色系にしてしまうと、色味がなくステーキも美味しそうに見えません。
盛り付けの基本は「赤・黄・緑」なので、この色が入るように付け合わせを考えると、見栄えが良くステーキも美味しく食べることができます。
そこで今回は、ステーキに合う付け合わせを色別に紹介します。
この記事は、和牛×ギフトの専門店「肉贈」の店長松本が監修しています。
肉検定1級・2級、家畜商の免許も取得済。和牛の肥育もしています。
「和牛×ギフト」を通して、贈り主&贈り先の双方を幸せにすることを目標に日々活動中。
ステーキの付け合わせは盛り付け基本の「赤・黄・緑」!
料理がうまく盛り付けられない…という人は、盛り付けの基本である「赤・黄・緑」を意識して付け合わせを用意してみましょう。この3色があると色鮮やかになり、料理がとても美味しそうに見えます。
しかし、3色用意しようとすると意外に難しいものです。そこで、各色別に付け合わせの作り方を説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
赤色のステーキ付け合わせ
まず赤色の付け合わせから見てみましょう。ニンジン・トマト・赤パプリカなどが使いやすいですよ。
ニンジングラッセ
<材料>
ニンジン | 1本 |
コンソメ | 1/2個 |
バター | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |
<作り方>
- ニンジンの皮をむき輪切りにして面取りをする
- ニンジンを鍋に入れ、ニンジンがかぶる程度の水(約200cc)を入れ、細かく刻んだコンソメを入れて中火で煮る
- ニンジンに竹串をさしてスッと刺さるくらいまで柔らかく煮たら、赤字の残りの材料を入れて水気が無くなり照りが出るまで煮たら完成
焼きチーズパプリカ
<材料>
赤パプリカ | 2個 |
ピザ用チーズ | 100g |
アンチョビ | 2~3枚 |
粗びき黒こしょう | 少々 |
ドライパセリ | 少々 |
<作り方>
- アンチョビはみじん切りにし、オーブンを200℃に余熱
- 天板にオーブンシートを敷き、パプリカをおいて200℃のオーブンで20~30分焼く※途中で向きを変える
- 焼きあがったら取り出して、パプリカを縦半分に切り分けて種を取り除く
- 耐熱皿にのせてピザ用チーズとアンチョビをのせる
- 再び200℃のオーブンで7~8分チーズが溶けるまで焼いたら、粗びき黒こしょうとドライパセリを振って完成
トマトのグリル
<材料>
トマト | 300g |
ドライパセリ | 1/2 |
ニンニク | 1/2片 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
バルサミコ酢 | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
粗びき黒こしょう | 少々 |
<作り方>
- トマトを水洗いしてヘタを取って1cm幅に縦切りにする
- ニンニクをみじん切りにしてオリーブオイルと混ぜる
- フライパン(テフロン加工)うを熱して表面が温かくなったらトマトをのせて両面を焼く
- トマトを器に移し、ニンニクを混ぜたオリーブオイル・バルサミコ酢・塩・粗びき黒こしょうを上からかけて完成
黄色のステーキ付け合わせ
次に黄色の付け合わせです。ジャガイモ・コーン・かぼちゃなどを使ってみましょう。
なめらかマッシュポテト
<材料>
ジャガイモ(男爵) | 大3個 |
バター | 100g |
牛乳 | 1/2カップ |
生クリーム | 1/2カップ |
塩 | 小さじ1 |
白こしょう | 適量 |
<作り方>
- バターを10~20gずつ切り分けておく
- ジャガイモを洗って皮がついたまま重ならないように鍋に並べて、たっぷりの水を入れて中火で熱する
- ひと沸きしたら弱火にして30~40分茹でる※表面がに崩れないようにグラグラと煮立たせない
- 煮えたジャガイモを熱いうちに手早く皮をむき、こね回さないようにマッシャーでつぶす
- つぶしたジャガイモを鍋に移し、弱火で水分を飛ばす
- 火を消し、切り分けたバターをのせて余熱で溶かす
- 別の鍋で牛乳と生クリームを合わせて沸騰させない程度に温めておき、3回に分けてジャガイモに加える※都度へらでよく練り混ぜる
- なめらかさが出てへらにまとわりつかなくなったら完成
簡単コクうまコーン
<材料>
冷凍コーン | 大さじ山盛り3 |
バター | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
すりおろしニンニク | 少々 |
<作り方>
- 熱したフライパンにバターを入れ溶かす
- コーンをフライパンに入れしっかりと炒める
- 炒めたらニンニクを入れてさらに炒める
- コーンをフライパンの端に寄せて、醤油を入れてサッと炒めて完成
パプリカの焼きマリネ
<材料>
黄パプリカ | 1個 |
オリーブオイル | 大さじ1/2 |
酢 | 大さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/4 |
こしょう | ひとつまみ |
<作り方>
- パプリカを縦半分に切り、種を取り除く
- 半分に切ったパプリカを8等分し、キッチンペーパーなどで水気をふき取る
- 火が付いていない状態でフライパンにオリーブオイルを入れてパプリカにオイルを絡める
- フライパンに蓋をして弱めの中火にかけ、パプリカの水分で10分蒸し焼きにする
- 蓋をあけてサッと全体を混ぜ合わせてから火を止めて、赤字の材料を加えて完成
緑色のステーキ付け合わせ
最後に、緑色の付け合わせです。ほうれん草やブロッコリーなど緑色の野菜を使いましょう。
クリームドスピナッチ
<材料>
ほうれん草 | 1束 |
バター | 20g |
牛乳または豆乳 | 50ml |
生クリーム | 50ml |
にんにくチューブ | 2cm |
塩 | 小さじ1/4 |
こしょう | 少々 |
<作り方>
- 鍋にお湯を沸かし、適量の塩(分量外)を入れる
- ほうれん草を茹でて水気を絞り、2cm幅に切る
- フライパンを熱してバターを溶かし、ほうれん草を中火で炒める
- 十分に炒めたら赤字の材料を入れて炒めて完成
ブロッコリーのガーリックソテー
<材料>
ブロッコリー | 1/2株 |
ニンニク | 1片分 |
オリーブオイル | 大さじ1と1/2 |
赤唐辛子 | 少々 |
パン粉 | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
粗びき黒こしょう | 少々 |
<作り方>
- ニンニクとみじん切りにし、赤唐辛子を刻んでおく
- ブロッコリーを小房に分け、茎の皮は厚めに剥いて5㎜幅に切る
- お湯を沸かしてサッと茹でてざるにあげ、水気を切って冷ます
- フライパンにオリーブオイル・ニンニク・赤唐辛子を入れて弱火にかける
- 香りがたったらブロッコリーを入れて炒め、全体にパン粉をまぶしてさらに炒める
- 塩と粗びき黒こしょうで味を調えて完成
ピーマンと舞茸のガーリックバター醤油焼き
<材料>
ピーマン | 2個 |
まいたけ | 1/2パック |
バター | 10g |
しょうゆ | 小さじ1弱 |
ガーリックパウダー | 少々 |
塩 | 適量 |
黒こしょう | 適量 |
<作り方>
- 舞茸とピーマンを細切りにし、フライパンに少量の油を入れてしっかりと炒める
- しんなりしたら赤字の調味料を入れて味付けし、塩と黒こしょうで味を調えて完成
手間がかからない生野菜と焼き野菜のステーキ付け合わせ
赤・黄・緑の付け合わせをすべて作ろうとすると、調理に時間がかかります。生野菜や焼き野菜などの手軽に用意できる付け合わせもあると楽ですよ。
生野菜ならのせるだけ
トマトやパプリカやサラダなどをお肉の横に添えるだけでも色鮮やかになります。手間がかからず口の中もさっぱりとするのでおすすめです。
焼き野菜ならアツアツの鉄板でもOK
カボチャやジャガイモ、トマトなどを焼くだけで、グリルされた雰囲気がステーキとも相性抜群!生野菜と比べてひと手間必要ですが、鉄板でステーキを食べる場合でも付け合わせとして使えます。
美味しいステーキを食べたいならブランド和牛!
スーパーなどでちょっと奮発してステーキを買ったけれど、イマイチ美味しくない…そんな経験はありませんか?本当に美味しいお肉を食べたいときや、記念日などの特別な日にステーキを食べるならブランド和牛がおすすめです。
ブランド牛は脂が溶けだす温度が非常に低いため、とろけるような食感や赤みのしっかりとしたうまみを味わえますよ。
ここでは、肉贈おすすめの厳選ステーキを紹介します。
最高級 極上 松阪牛 ギフト ステーキ サーロイン 400g(200g×2枚)
価格:15,984円
最高級松阪牛のサーロインステーキは、柔らかさ・とろけ感・脂の甘み・うまみどれをとっても極上です。
特選 米沢牛ヒレステーキ150g(A5・A4等級)
米沢牛の非常に柔らかなヒレステーキは、老若男女誰もが美味しくべられます。高級な希少部位を特別な日に味わってみてはいかがでしょうか。
神戸牛赤身ステーキ150g×2枚
赤身がお好きな方におすすめなのが神戸牛(神戸ビーフ)の赤身ステーキです。赤身ならではの肉のうまみをしっかりと堪能できます。
まとめ
今回は、ステーキに合う付け合わせを色別に紹介しました。
「赤・黄・緑」すべての付け合わせを作る必要はなく、1品調理したら後は生野菜や焼き野菜を添えるなどすれば、付け合わせに時間がかかることもありません。
ステーキの付け合わせに迷ったらぜひ参考にしてみてください。