焼肉やステーキやすき焼きなど、牛肉のとろけるような上質なお肉を食べて幸福感を感じる人は多いのではないでしょうか。
その幸福感は牛肉の美味しさだけでなく、牛肉を食べることでセロトニンとアナンダマイドという物質が作り出されることで感じるもので、これらが幸福感を感じさせたり疲労感やイライラを抑えてくれるのです。
今回は、セロトニンとアナンダマイドについてより詳しく説明し、どんな牛肉を食べることでより幸福感を感じられるかを紹介します。
牛肉を食べて幸せを感じるのはセロトニンとアマンダナイトのおかげ
セロトニンとアナンダマイドについて詳しく見ていきましょう。
セロトニンとは?
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質です。幸福感に繋がる神経伝達物質の9割はこのセロトニンが占めており、精神を安定させて安心感や平常心を保つ役割を持っています。
人間が幸福感を得るときは脳内でセロトニンが分泌されているため、セロトニンを意識的に分泌させることでも幸福感を感じられます。
牛肉を食べることで「トリプトファン」という成分が含まれる良質な必須アミノ酸を摂取することができ、トリプトファンがセロトニンを作り出すための材料となっているため、牛肉を食べることはセロトニンを増やすことに繋がるのです。
トリプトファンは体内で生成できないため、意識的に摂取しなくてはなりません。
セロトニンが不足してしまうと、イライラ感・不安・不眠・倦怠感やうつの症状が出てくると言われており、うつ状態の人の脳内ではセロトニンの分泌が少ないこともわかっています。
セロトニンの元となるトリプトファンは糖分と一緒に摂取すると、より吸収しやすくなることがわかっており、牛肉単体よりもご飯と一緒に食べることでより幸福感を感じられるようになりますよ。
アナンダマイドとは?
牛肉には「アラキドン酸」という多価必須脂肪酸が豊富に含まれており、これは植物油にはほとんど含まれていません。
アラキドン酸は体内で合成できないため、食べて摂取する必要があります。
アラキドン酸の一部は脳内で「アナンダマイド」という神経伝達物質になり、アナンダマイドは「至福物質」と呼ばれています。
アナンダマイドの働きは、セロトニンと同様に幸福感をもたらし、不安・恐れ・痛みを抑制するのです。
どんな牛肉を選べばセロトニンとアナンダマイドをより多く摂取できる?
セロトニンとアナンダマイドを増やしたい場合には、どのような牛肉を選べばいいのかについて説明します。
セロトニンを作り出すトリプトファンは赤身肉から
トリプトファンは動物性たんぱく質に多く含まれます。
そのため、牛肉では特に赤身に豊富に含まれているため、トリプトファンを摂取したいのであればヒレ・モモ・肩・ランプの赤身肉を食べましょう。
トリプトファン摂取におすすめのお取り寄せ牛肉
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牛肉の中でも柔らかくて美味しい部位といえばヒレですが、ヒレのそばにあるランプも柔らかくて非常においしい赤身です。
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近江牛の赤身焼肉セットです。赤身なので高級部位よりもリーズナブルに購入できます。
近江牛の柔らかな肉質と赤身のうまみを堪能できますよ。
アナンダマイドになるアラキドン酸は霜降り肉から
アラキドン酸が含まれるのは牛肉の脂の部分であるため、ある程度脂肪を含んだ部位を選びましょう。
最近は健康のことを考えて赤身肉を好む人が増えていますが、霜降り肉を食べて「とろける!」と幸福感を感じられるのはアナンダマイドのおかげなのです。
アラキドン酸不足はアルツハイマーの原因ともなるので、普段脂質を避けている方もたまには霜降り肉を食べることをおすすめします。
アラキドン酸を摂取したい場合は、ロース・サーロイン・バラを食べましょう。
アラキドン酸摂取におすすめのお取り寄せ牛肉
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松阪牛の贅沢なサーロインステーキです。
サーロインは「ステーキの王様」とも呼ばれ、霜降りを楽しめる部位です。
こんな贅沢なステーキなら、幸福感でいっぱいになれそうですね。
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きれいな霜降りの米沢牛すき焼き肉です。たっぷりサシが入ったロースは、口に入れた瞬間に溶けてうまみや甘みが広がります。
米沢牛の脂質はしつこさがなく、さっぱりとした食べ応えです。
まとめ
牛肉を食べることで摂取できるアナンダマイドは「幸せホルモン」のセロトニンになり、アラキドン酸は「至福物質」のアナンダマイドになります。
これらを摂取することで幸福感を感じることができ、イライラ・不安・倦怠感などを減少させることが可能です。
セロトニンが不足するとイライラや不安を感じやすくなり、アラキドン酸の不足はアルツハイマーの原因になるので意識して摂取しましょう。
アナンダマイドは赤身肉に、アラキドン酸は霜降り肉に多く含まれます。
どちらもバランスよく食べるようにしてみましょう。