暖かい季節になると、キャンプや海でバーベキューをしたくなりますよね。
家族だけなら食べる量を把握しやすいですが、友人たちと集まって大人数でバーベキューをする場合はどのくらいお肉を用意していいか悩んでしまいます。
そこで今回は、バーベキューで必要な肉の量とおすすめな部位をお伝えしていきます!
この記事は、和牛×ギフトの専門店「肉贈」の店長松本が監修しています。
肉検定1級・2級、家畜商の免許も取得済。和牛の肥育もしています。
「和牛×ギフト」を通して、贈り主&贈り先の双方を幸せにすることを目標に日々活動中。
バーベキューに必要な肉の量は?
バーベキューをするときは、海のそばや山の近くなどの郊外で楽しむことが多いですよね。
そのため、食材が足りなくなってもすぐに買い出しには行けません。
また、昼から夕方にかけ長時間食事を楽しむことが多いので、食材は少し多めに用意しておくことがおすすめです。
バーベキューで用意しておくべき1人あたりの量の目安は以下の通りです。
男性 | 約300g |
女性 | 約200g |
子供 | 約200g |
バーベキューをするときは、お酒を嗜む方も多いと思います。
お酒を飲む方なら、お肉の量を100gほど減らしてもいいかもしれません。
逆に、お酒を飲めないドライバーの方や、食欲が旺盛な方はいる場合は+100gを目安に用意しておくと安心ですよ。
また、お肉だけでなく野菜やおにぎり、焼きそばなどを用意しておくとバリエーション豊富なメニューを楽しめます。
バーベキューにおすすめな肉の部位
肉の必要な量がわかったら、次は食材選びです。
バーベキューは大人数でやる機会が多いので、肉の種類も牛肉や豚肉、鳥肉などとさまざまな種類を用意しておくのがおすすめですよ。
牛肉
ヒレ
バーベキューで肉厚のヒレステーキを焼き、切り分けて食べると一気に華やかになります。
サーロインステーキの場合、網で焼くと脂が落ちてしまいもったいないので、ヒレや肩ロースのような赤身のステーキ肉を用意するのがおすすめですよ。
ヒレは高級部位に分類されますが、大人数で集まるバーベキューならシェアして食べられる分、金額も折半できるので手に取りやすいです。
また、ヒレ肉のさらに中心にあるシャトーブリアンと呼ばれる部位があるのはご存知でしょうか。
赤身の最高級と呼ばれる希少部位で、上質な肉の旨味とほどよい脂の旨味を感じられます。
さらにリッチなバーベキューを堪能したい場合は、シャトーブリアンを選んでみてくださいね。
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モモ
牛肉のモモ肉は赤身で脂が少なく、さっぱりと食べられるのが特徴です。
タレでも塩こしょうでも、どちらにも良く合い、焼肉でも人気がある部位なのです。
バーベキューの場合は、長時間にわたって食事を楽しみますが、さっぱりとした赤身なら胸やけすることなくおいしく食べることができますよ。
少しリッチなバーベキューにしたい時は、ランプやシンシン・イチボといった希少部位を用意してみてはいかがでしょうか。
赤身なのに柔らかく、歯でかんたんに噛み切ることができるので、子どもからご年配の方まで幅広く食べやすい部位です。
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ロース
牛肉のロース肉は
・肩ロース(クラシタ)
・リブロース
・ザブトン
という3つの種類があります。
ロースは牛肉の中で最も量が多く取れる部位で、値段もリーズナブルなので、みんなで食べるバーベキューにピッタリです。
ロース肉の中でも、一番おすすめなのはリブロースです。
肩ロースは筋が多く、歯ごたえの強い部位なのですが、リブロースは脂身が多いので柔らかくジューシーに食べることができますよ!
また、さらにリッチな部位を食べたい方はザブトンと呼ばれる希少部位を選んでもいいでしょう。
ザブトンは特上ロースとも呼ばれ、霜降りの多い部位です。赤身の濃厚さと、とろけるような味わいを感じることができますよ。
ただ、網で焼いてしまうとせっかくの脂が下に落ちてしまい、もったいないので鉄板を使って焼くことをおすすめします。
カルビ
小さなお子さんや、食べ盛りの男性が集まるバーベキューの場合は、やっぱりカルビ肉は欠かせません。
牛肉の部位の中では脂が多いですが、網で焼けば脂が下に落ちてくれます。
炭火でこんがりと焼けば、香ばしくの肉の深い味わいを感じられますよ。
ただ、スーパーでは薄切りで販売されていることがあるので、早く焼きあがる分焦げやすいのがデメリットです。
味付きカルビはさらに焦げやすいので、タレのついていないカルビを選んでくださいね。
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豚肉
バラ肉
豚のバラ肉は、赤身と脂身が交互に層のように重なっている部位ですよね。
炭火で焼くと、脂のジューシーさと焼き目の香ばしさが口いっぱいに広がります。
焼肉ようにカットされたバラ肉がありますが、豚串としてスーパーで買うこともできますよ。
スペアリブ
スペアリブはバラ肉に骨がついたものです。
骨付き肉は、見た目が華やかなのでパーティメニューにもってこいですよね。
肉質を柔らかくするために、前日からタレに漬け込んで下処理をしておくと、当日おいしく食べることができますよ!
骨の近くは火が通りにくいので、焦げないよう気を付けながらじっくり焼くのがおすすめです。
トントロ
トントロは、豚の首周辺にある部位の肉です。
厚い脂身と、霜降りの赤身がついた希少部位なのですが、味は意外とこってりとしすぎずさっぱりと食べられます。
家でホットプレートを使った焼肉の時には、脂が溶け出しクドい味わいになってしまいますが、バーベキューでの網焼きなら脂っこくなる心配がいりません。
味付けも塩こしょうのみでシンプルにすると、お酒のおつまみにピッタリです。
鳥肉
モモ
バーベキューといえば鳥モモ肉をイメージする方が多いのではないでしょうか。
焼き鳥用としてあらかじめ串に刺さって販売されていることが多いですよね。
柔らかく、クセのない味わいなので、お肉選びに困ったら鳥モモを選んでおくと間違いありません。
せせり
せせりは、首の後ろ側にある肉の部位で、一頭からわずかしか取れない希少部位です。
鳥の首は運動量が多いので、しっかりと肉質があり脂っこくないのが特徴ですよ。
ただ、ムネ肉のようなパサつきはなく、ジューシーさもあるので食べやすいと人気を集めています。
鳥肉はカロリーが低いので、女性にもおすすめです。
ぼんじり
ぼんじりは、鳥のお尻にある希少部位です。
居酒屋や焼き鳥屋さんでメニューを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
脂がのっていて、プリッとした食感が特徴で、炭火で表面をカリっと焼いたぼんじりは、ビールとの相性がバツグンです。
最近はスーパーでも購入できるようになったので、お店で探してみてくださいね。
ホルモンやウィンナーもおすすめ
小さなお子さんや、お酒好きな人が集まるバーベキューでは、ウィンナーやホルモンなどを用意しておくと喜ばれます。
骨付きウインナーは見た目が豪華なので、大人でも盛り上がること間違いありません。
集まる人数分のお肉の量に加えて、もう一品なにか欲しいなと思った時は、ウィンナーやホルモンを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
夏になるとバーベキューをしたくなりますが、用意すべき肉の量や部位など悩んでしまうことがありますよね。
今回ご紹介した部位は、バーベキューにピッタリな肉ばかりを厳選してみました。
ぜひ、肉選びの参考にし、バーベキューを楽しんでくださいね。