「ステーキをもっときれいに盛り付けたいけど、どうしたらいいのかわからない」
そんな盛り付け下手さんでも、ルールさえ守ればきれいで美味しそうな盛り付けができます。
盛り付けに大切なのは、色味・余白・お皿です。せっかくのステーキをよりおいしそうに見せるために、この3つのポイントを押さえて盛り付けをしてみましょう。
そこで今回は、美味しそうにみえるステーキの盛り付け方について紹介していきます。
この記事は、和牛×ギフトの専門店「肉贈」の店長松本が監修しています。
肉検定1級・2級、家畜商の免許も取得済。和牛の肥育もしています。
「和牛×ギフト」を通して、贈り主&贈り先の双方を幸せにすることを目標に日々活動中。
ステーキ盛り付けの基本は「赤・黄・緑」!
ステーキを盛り付けるときにまず意識したいのが「全体の色味」です。お弁当も茶色一色よりも、野菜などで彩りがあった方が美味しそうに見えますよね。ステーキもお肉だけを盛り付けるよりも、添え物で色を入れた方がきれいで美味しそうに見えます。
色は盛り付けの基本となる「赤・黄・緑」を入れるようにしましょう。
赤い添え物例
|
黄色の添え物例
|
緑色の添え物例
|
赤い添え物を無しにして、ステーキの肉の赤身を見せることでも赤色をプラスすることが可能です。
ステーキは切り分けてから盛り付けを
お肉はそのまま丸ごと盛り付けるよりも、切り分けてから盛り付けた方が見栄えが良くなります。赤くジューシーな断面が見えることで、食欲をそそるおいしそうな盛り付けになるからです。
ステーキを切る場合はまっすぐに切るのではなく、斜めに包丁を入れてそぎ切りにするがおすすめ。断面が見える範囲が広がるため、きれいに盛り付けやすくなります。
きれいに見えるステーキの盛り付けは「余白」が重要
お皿いっぱいに盛り付けるのは、あまり見栄えが良くなりません。レストランなどで提供される料理は、大きめのお皿に少なめな量が載せられていますが、余白があることで高級感が演出できるからなのです。
お皿に余白がないほど盛り付けてしまうと、どうしても品がない盛り付けになってしまうため、お皿の3割は余白として残るように意識して盛り付けてみましょう。
意識すべきポイントとして、ステーキと添え物を離すことと、皿のふちに食材がのらないようにすることです。
ステーキの盛り付け手順
①ステーキの盛り付け
まずステーキから盛り付けていきましょう。
ステーキは断面を見せるように、扇形に並べます。重なる部分で高さを出すのがポイントです。
お肉の間隔は均等に開けて、余白を作りましょう。
②添え物の盛り付け
添え物をステーキから余白を空けて盛り付けます。
このように、個々に独立させて盛り付けることで食材の存在感が出るため、洗練された印象に。
③ステーキソースは余白を無くさないようにかける
ステーキソースをかける場合は、せっかく作った余白がなくならないように、ステーキ肉の上から広がりすぎないように気を付けてかけましょう。
特に食材とステーキの間隔の余白にステーキソースが流れないようにしてください。
画像では、黄色が入っていない盛り付けとなってしまっているため、配置の参考にしてください。
ステーキの盛り付けにこだわるならお皿から
ステーキの盛り付けにこだわるのであれば、お皿からこだわってみましょう。
おすすめのお皿は以下の4種類。
- 大きめの白皿
- 木製プレート
- ストーンプレート
- 鉄板
これらのお皿について説明していきます。
大きめの白皿で洗練された印象に
定番中の定番、白皿は大きめをチョイスして余白を多めに作ることで洗練された印象になります。白がベースとなるため、食材の色が映えやすいのも白皿ならではといえるでしょう。
木製プレート・カッティングボードでナチュラルに
木製プレートはステーキ断面の赤みが映えやすいのがポイント。木の茶色とステーキの焼き色が同色系なのであまり見栄えが良くならない気がしますが、カットしてから盛り付けるのであればおすすめです。
また、緑も木製プレートと相性が良いので、サラダを一緒に盛り付けるなどしてみましょう。
ストーンプレートでスタイリッシュに
ストーンプレートはふちのゴツゴツとした印象に無骨感があり、スタイリッシュな盛り付けができます。長方形のものが多いため、左半分にステーキをのせて右半分に添え物をのせれば、それだけで非常に見栄えが良くなります。
さまざまな料理の盛り付けに使えるので、1枚あると非常に便利ですよ。
鉄板でアツアツのステーキを楽しむ
1人用の鉄板を熱してステーキを盛り付け、食べる直前にステーキソースをかけてアツアツ感を楽しむのも雰囲気が出るのでおすすめです。鉄板の場合、添え物は温められても大丈夫なものを添えるようにしましょう。
肉贈おすすめのブランド牛ステーキ
特別な日や美味しいステーキを食べたいときには、ブランド牛が断然おすすめ。スーパーなどで購入できる高めのステーキとは柔らかさや脂の溶け感、うまみが違います。
肉贈自慢のブランド牛ステーキをご紹介します。
特選 米沢牛ヒレステーキ150g(A5・A4等級)
もっとも柔らかく希少部位であるヒレ肉のステーキです。米沢牛の贅沢なうまみをダイレクトに楽しむことができます。
秋田県の鳥海山が育んだ極上の秋田由利牛A5サーロインステーキ200g
高原の豊かな自然の中でのびのびと育てられた希少ブランド牛、秋田由利牛は最近注目を集めているブランド牛です。出荷頭数が少なく希少なため、毎月10セットの数量限定販売となっています。A5等級のステーキは脂がしっかりとのっており、くちどけ感を楽しめますよ。
飛騨牛 シャトーブリアン ステーキ 200g A5 A4 (100g × 2枚)
ヒレの中でもっとも肉質がいい部位であるシャトーブリアンは「ステーキの女王」と呼ばれています。ナイフいらずな飛騨牛のシャトーブリアンをぜひ堪能してみてください。
まとめ
今回は、美味しそうにみえるステーキの盛り付け方について紹介しました。
ステーキを見栄えよく盛り付けるために大切なことは以下の3つ。
- 「赤・黄・緑」の食材を使用する
- ステーキと添え物の間に間隔を空けて余白を作る
- お皿にこだわる
これらを守ることで、盛り付けが苦手な方でも簡単におしゃれで美味しそうなステーキの盛り付けができるようになります。
ステーキを家で焼く際には、ぜひ盛り付けの参考にしてみてください。