ステーキを焼くときに、いつも同じ味付けで調理していませんか?
ステーキには塩こしょう以外にもさまざまな調味料が合うので、自分に合った調味料探しを楽しめます。
途中で味の変更をすることも可能ですよ。
そこで今回は、ステーキに合う調味料とステーキソースの作り方、自分に合うステーキ肉の選び方についてご紹介します。
この記事は、和牛×ギフトの専門店「肉贈」の店長松本が監修しています。
肉検定1級・2級、家畜商の免許も取得済。和牛の肥育もしています。
「和牛×ギフト」を通して、贈り主&贈り先の双方を幸せにすることを目標に日々活動中。
ステーキに合わせると美味しい調味料10選
ステーキは、焼いた後に調味料で味付けをすることでさまざまな味を楽しめます。
数種類の調味料を用意しておけば、一枚のステーキを最後の一口まで飽きることなく味わうことも可能です。
それでは、ステーキにはどのような調味料が合うのかを紹介していきます。
塩・こしょう
ステーキを焼く前に塩こしょうをする人は多いでしょう。
塩は焼く前に馴染ませておくことで味が馴染むのですが、こしょうは挽きたての方が香りが良いため、食べるときにミルで挽くのがおすすめです。
ニンニクチップ
ステーキを焼く前に多めの油でニンニクスライスを揚げて、ニンニクチップを作っておきましょう。
ニンニクチップを作った油にはニンニクの香りが移っているため、その油でステーキを焼くとステーキが美味しく仕上がります。
焼き上がったステーキを、ニンニクチップと一緒に食べましょう。
ホースラディッシュ
ホースラディッシュとは西洋わさびのことで、わさびのような辛味と香りに、爽やかな後味を感じられるのが特徴です。
よくローストビーフと一緒に食べられますが、ステーキともよく合います。
マスタード
ステーキにマスタードを使うのはフランスのカジュアルな食べ方です。カフェや自宅でステーキを食べる場合は、マスタードも一緒に出されるのだとか。
マスタードにはピューレ上のディジョンマスタードと食感が楽しい粒マスタードの2種類がありますが、どちらを使ってもOK。
フランスの場合はディジョンマスタードが一般的なようです。
レモン
レモンは最初からかけずに、後半で味を変えたい場合に使用しましょう。
さっぱりとしてどんどんステーキが食べ進められますよ。
ケチャップ
ケチャップと聞くと、ステーキのうまみを消してしまいそうな気がするかもしれませんが、実は、ケチャップに含まれるグルタミン酸と肉に含まれるイノシン酸はどちらもうまみ成分で、一緒に食べることでうまみが増すのです。
だまされたと思ってまずは1切れケチャップで食べてみてはいかがでしょうか。
パセリバター
パセリバターは「メートルドテルバター」といい、バターにパセリ・レモン果汁・塩こしょうを加えて練ったものです。
エスカルゴに使用されるエスカルゴバターはメートルドテルバターにニンニクを加えたもので、どちらもステーキと相性抜群ですよ。
ポン酢と大根おろし
脂ののったサーロインなどのステーキをさっぱりと食べたいなら、ポン酢と大根おろしがおすすめです。
胃が持たれやすい方でも、最後まで美味しく食べることができますよ。
最初は普通に醤油などで食べて、後半はポン酢と大根おろしにしても◎
からし醤油
マスタードが合うステーキは、もちろんからしだって合います。
からしと醤油を合わせて食べれば、からしのピリッとしたからさがいいアクセントに。
サーロインなどの脂ののったステーキよりも、赤身のステーキにおすすめ。
卵黄醤油
ヒレ肉におすすめなのが、卵1個分の卵黄に醤油大さじ1/2を加えた卵黄醤油です。
醤油はニンニク醤油でもよく合います。
卵黄のまろやかさでご飯が止まらなくなりますよ。
高級感を出したいなら調味料だけでなく手作りステーキソースを作ろう
ソースのかかったステーキは高級感が増しますよね。
見栄え良くステーキを盛り付けたいなら、一手間かけてステーキソースを作ってみましょう。
赤ワインソース
ステーキを焼き終えたフライパンをそのまま洗わずに使用します。
玉ねぎのみじん切りを炒めて透き通ってきたら、ワインを入れて強火で煮立てます。
⅓程度まで煮詰まったらバターを加えて、塩こしょうで味を整えて出来上がりです。
シャリアピンソース
フライパンを熱して油をひき、すりおろしニンニクとすりおろし玉ねぎ、薄切りにした玉ねぎを炒めます。
玉ねぎがしんなりとしたら醤油と塩を入れて中火で煮立てて完成。
脂肪の少ない赤身におすすめのソースです。
ホースラディッシュソース
ステーキを焼き終えたフライパンをそのまま洗わずに使用します。
フライパンに牡蠣醤油を入れて少し煮たたせてからホースラディッシュを適量投入します。
全体を混ぜて出来上がりです。
ステーキを美味しく食べたいなら調味料よりもまずステーキ肉選びからこだわろう
ステーキとひとことで言っても、
- サーロイン
- シャトーブリアン
- ヒレ
- ランプ
など、さまざまな部位があります。
上質な牛肉の好みにあった部位を選ぶことで、ステーキをよりいっそう美味しく食べることができるでしょう。
サーロインの特徴
サーロインは「ステーキの王様」と呼ばれており、赤身の中にバランスよく入った脂が特徴です。
きれいな霜降りが入る部位で柔らかく、口の中で脂が溶けだしとろけるような食感を味わうことができます。
霜降りのお肉を味わいたい方におすすめです。
最高級 極上 松阪牛 ギフト ステーキ サーロイン 400g(200g×2枚)
特選 米沢牛サーロインステーキ200g(A5・A4等級)
ヒレとシャトーブリアンの特徴
ヒレ(ヘレ・フィレ)は「ステーキの女王」とも呼ばれ、牛肉の中でもっとも柔らかな部位です。
脂肪が少ないため、どんな人でも食べやすくきめ細やかで柔らかな赤身を堪能できます。
さらに、シャトーブリアンはヒレの中でもっとも肉質がよく柔らかい部分で、その柔らかさはお箸で簡単に切れてしまうほど。
シャトーブリアンも脂肪が少なく、誰もが楽しめる希少で高級な部位です。
神戸牛ヘレステーキ160g×2枚
飛騨牛 シャトーブリアン ステーキ 200g A5 A4 (100g × 2枚)
ランプの特徴
たたきなどにも使われる赤身肉で、サーロインに次ぐ柔らかな肉質が特徴と言えるでしょう。
あっさりとした味わいの中に、赤身の風味やうまみをしっかりと堪能できます。
また、サーロインやヒレよりもリーズナブルな価格も魅力です。
特選 米沢牛ランプステーキ100g×2枚(A5・A4等級)
最高級 極上 松阪牛ランプステーキ 200g × 2枚
まとめ
今回は、ステーキに合う調味料とステーキソースの作り方、自分に合うステーキ肉の選び方についてご紹介しました。
ステーキに合うおすすめの調味料は以下の通り。
|
このように、さまざまな調味料が合うので、数種類用意するのもおすすめです。
また、高級感を出したいならステーキソースを自分で作ってみましょう。
ステーキは部位ごとに脂ののり方や柔らかさが異なるため、自分の好みに合ったステーキ肉を選んでください。