和牛のライフサイクル
肉牛(和牛)の妊娠期間は285日で、1回の分娩で1頭出産が基本です。近年は、受精卵クローン技術により多頭分娩も見受けられます。
生まれた子牛は、繁殖生産者(子牛農家)が8〜9ヶ月間育て、その後、子牛市場に出荷します。
子牛は、市場でセリにかけられ、肥育農家に買い取られます。
肥育農家は、その後約20ヶ月間、長年の匠の技術・独自の飼料・愛情で牛を育て上げます。
※出生 → 素牛(生後8〜9ヶ月) → 肉牛(生後29〜30ヶ月)にて出荷されます。(約2年半)
※近年、需要 供給のバランスが崩れ、子牛の価格が急騰しています。
約2年半育てられた肉牛は、出荷時の体重が約700kgです。※黒毛和種(去勢オス)
牝(メス)は、オスよりも体重が軽いです。
ちなみに、肉牛が1kg増体するのに、8〜10kgの飼料(エサ)が必要と言われています。